Winery Introduction

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Domaine Nigoulin
ドメーヌ・ニグラン

RHÔNE Selection
OFFICIAL WEB :https://nigoulin.fr/  

 コート・デュ・ローヌ南部のサン・マルセル・ダルデッシュ村に1940年より続く農業家の家系です。ぶどう畑は長らく他に貸し出されていましたが、2019年に返却期限を迎えたのを機に、4代目のシルヴァン・ローランが継承しました。同年よりビオロジック栽培を開始し、2022年に「Alpes Contrôles」の認証を取得したのを見届けてから、ビオディナミに移行しました(2024年に「demeter」の認証取得予定)。
 「他に仕事も持っていましたので、家業を継ぐかどうか真剣に悩みました。しかし、丘の中腹斜面上に素晴らしいぶどう畑を遺してくれた先祖たち、そして今生きている高樹齢のぶどう樹たちとつながることの意味を深く考えた結果、私の手でぶどうを育て、ワインを造っていこうと決心しました。そしてやるからには、栽培も醸造も良いことは全部実行して、私自身が心から美味しいと思えるワインを造ろうと決めました」。
 「2020年に「Vin méthode Nature」に出会い、SO2の使用を最小限に抑えながら健全で、テロワールをくっきりと反映したヴァン・ナチュールを造るという理念に共感して加盟し、大いに学びを得ることができました」。
 こうして2022年の春、こだわりにこだわりを重ねて総生産本数を990本に抑えた渾身の処女作「ル・プティ・キュル・ド・ペピト 2020」(ペピトの小さなおしり)が誕生しました。
 「ペピトは私たちの家族の一員であるウサギの名前です。ペピトはドメーヌのスターであり、また、この地の生物多様性と共生のシンボルでもあります。私たちのワインを飲んでくださるすべての方に、ペピトが幸せを運んでくれることを願っています」。
 尚、彼らの畑はAOC Côtes du Rhôneに格付けされていますが、このファーストヴィンテージについては「仕事が忙しくて登録が遅れてしまい、Vin de Franceに格下げされてしまいました(!)。再登録しようとしたら300ユーロかかるというので、Vin de Franceのまま販売することにしました (´∀`*)てへっ」(2021年ヴィンテージ以降はAOC Côtes du Rhôneとなります)。

TECHNICAL NOTES

所在村
Saint-Marcel-d’Ardèche
醸造家
Sylvain Laurent
所有畑面積
5.07ha
ドメーヌ継承年
2019年
栽培における特記事項
2019年よりビオロジック栽培。2022年に「Alpes Contrôles」の認証取得。2022年よりビオディナミ。2024年に「demeter」の認証取得予定
醸造における特記事項
収穫はすべて手摘み。除梗しない。木製垂直式プレス機を使用。天然酵母のみで発酵。無清澄・ノンフィルターでビン詰め。SO2はビン詰め前に極少量使用。2020年より「Vin Méthode Nature」に加盟
販売先
フランス国内3分の2(個人のヴァン・ナチュール愛好家中心)、輸出3分の1(EU各国)
掲載実績のある海外メディア
販売を開始したばかりでこれからです

PRODUCTS

le petit cul de Pépito
ル・プティ・キュル・ド・ペピト

Vin de France(本来はAOC Côtes du Rhône)。グルナッシュ75%、シラー25%のブレンド。丘の中腹斜面に5.07ha。小石の多い粘土石灰質土壌。樹齢30年~50年のVV。収量は40hl/ha。除梗しない(全房発酵)。ステンレスタンクでアルコール発酵後、228リットルの樽でマロラクティック発酵&12ヶ月間熟成。無清澄・ノンフィルターでビン詰め。SO2はビン詰め前に極少量使用。年間990本のみの限定生産作品です。作品名は「ペピトの小さなおしり」という意味です。

le petit cul de Pépito - ル・プティ・キュル・ド・ペピト

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